プロペシアはいつ始めるか?

 AGA(男性型脱毛症)つまり、男性の薄毛です。AGAの治療は10年ほど前までは植毛や皮弁といった手術が行われておりました。こういった手術治療は受けるまでの身体的・精神的・経済的ハードルが高いと考える方も多いです。

 現在、AGA治療の主役は、フィナステリドという内服薬です。商品名プロペシアが代表的で、他にもあります。
薬剤には副作用もあるのですが、プロペシアは特に副作用発生率が高い方の薬とは思いません。しかし可能性はありますから、担当医から十分説明を受けることは大切です。

 今回は、この薬の効能について述べます。

 5α還元酵素阻害剤で、頭髪の脱毛にかかわるジヒドロテストステロンの生成を阻害します。詳細は割愛します。

 ほんとに利くのか?と迷っている方、急に進行して「やばい、やばい」って思っている方、プロペシアは若く飲み始めた方が効果的です。

 効き方の程度はさまざまですが、基本的には服用を開始して、半年でどうか判断します。


パターン1:著効  内服開始1か月で髪のコシを感じ始め、2~3か月で抜け毛が減ったと同時に、毛量が増えたと実感するパターンです。半年から1年は増えている実感があります。

パターン2:有効  内服開始1~3か月で抜け毛が減ったと実感されるもの、その後も髪のコシを実感するが、増毛してきている実感に乏しいです。

パターン3:不変  脱毛の程度は進行していないですが、髪のコシがでたり、増毛の実感もあまり感じません。しかし、本来進行していく脱毛症の進行は止まっているのですから、薬が効いていると判断されます。

パターン4:悪化  脱毛が相変わらず進行し続けています。



 この薬剤は9割以上の人が、著効~不変と感じているようです。つまり9割以上の人に効果がある薬であり、薬として大変優秀な分類に入ります。(副作用については置いておきますが)

 でも実際、世のAGAの方、せっかく飲むなら著効させないと意味がないなんて、願ってしまうのが本音だと思います。

 ならばなるべく早く服用を開始すると効果的ではないでしょうか。特に、35歳を超えてくると、著効の率が減り、有効~不変の率が優位に増えてきます。逆に30歳前後で開始すると、今まで薄毛でいじられキャラだった男性が、まったく薄毛っぽくなくなり、皆に驚かれるということもよく経験されます。

 ミニチュア化した毛包はその期間が長年になれば、線維化し当然、再生に不利なると思います。最近はこの35~38歳がボーダーと言われるようになっています。

 AGA治療には他にもミノキシジルの外用、内服が有効と言われていますが、副作用の問題はミノキシジルの方が多く語られる印象です。(内服の場合です。多毛や低血圧です。)しかしうまく使用すると、前述した35歳の壁を越えられるケースも多々あります。
 ミノキシジル外用の有効性も高く評価されています。(詳細は割愛アしますが、基本的には併用をお勧めする薬剤です。)

 
副作用、辞め時、費用、などなどの問題がございますが、治療は早めに始めた方が有効だろうというお話でした。
 

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